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富山の名峰 立山観光へ 立山黒部アルペンルートの魅力に迫る。

  • 2019年2月10日
  • 2019年6月10日
  • 未分類
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富山県の観光名所として広く知られており、行ったことはなくとも立山という名前は聞いたことのある人は多いと思います。山ということで登山と言ったイメージを持つ人も多いと思いますが立山は登山経験がなくとも十分に楽しむことができます。今回はそんな立山のアクセスや見どころを紹介します。

1.立山とは
2.立山の楽しみ方
3.立山黒部アルペンルート
4.立山へのアクセス
5.立山黒部アルペンルートに行く際の注意点

1.立山と

立山は日本三霊山の一つで、飛騨山脈(北アルプス)北部、立山連峰の主峰です。昔から山全体をご神体とし、山岳信仰の対象とされてきました。
「立山に地獄あり」と恐れられた一方、登拝することで死後の世界を疑似体験し現世の罪や穢れを落すことができるとされており、山全体がパワースポットとなっています。

2.立山の楽しみ方

立山の観光は立山黒部アルペンルートを用います。
立山黒部アルペンルートは標高
3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く山岳観光ルートです。総延長37.2km、最大高低差は1,975mです。富山県側の立山町「立山駅」から長野県側の大町市「扇沢駅」まで多くの乗り物を乗り継ぎ、いくつもの景勝地を通って誰でも気軽に、雲上に広がる立山黒部の雄大な大自然を満喫することができます。

3.立山黒部アルペンルート

立山室堂

立山から美女平駅まではケーブルカーで、美女平駅から室堂駅までバスで移動すします。ケーブルカーのメンテナンスの際は立山から室堂までバスで行くことになります。乗車時間は約70分ほどで、途中には落差日本一の滝「称名滝」があります。日によって水量が変化します。

しばらくバスに乗って行くと立山がはっきりと見えてきます。また途中の名所ではバス内の自動音声により、名所の解説が行われていました。そして室堂駅に到着します。室堂駅から外に出て散策もでき、室堂駅には駅直結のホテルもあります。

トロリーバスで大観峰駅へ

次に室堂駅から大観峰駅へトロリーバスで向かいました。トロリーバスとは道路上空に張られた架線(架空電車線)から取った電気を動力として走るバスのことです。外観も操縦法もバスにしか見えませんが無軌条電車とも言い、電車に分類されます。10分程で大観峰駅に到着します。

ロープウェイで黒部平駅へ

大観峰駅から今度はロープウェイに乗って黒部平の駅へと向かいます。このロープウェイは途中にロープウェイを支える支柱がなくいことでも有名です。支柱がない理由はこの辺りは雪崩が多く、のみこまれれば支柱が流されてしまうためだそうです。そしてロープウェイで7分ほど、着いた駅が黒部平駅です。黒部平駅にはレストランやお土産屋もあります。

ケーブルカーで黒部湖駅へ

ゲーブルカーで5分ほど、黒部湖駅に到着します。
繁忙期には黒部湖のクルーズもあります。黒部ダムの上を歩きつつ黒部湖を眺めることができ、黒部ダムを超えると長野方面へと向かう関電トロリーバスに乗ることができる黒部ダム駅があります。
黒部ダム駅からは黒部ダムを一望できる展望団があるため、
300段近い階段を登っていきます。黒部ダムを眺めて写真を撮り、湧き水を頂いたら、黒部ダムを歴史を紹介するパネルを眺めつつ、黒部湖駅へ向かいます。

黒部湖駅から扇沢へ

黒部湖駅からはかつてはトロリーバスが走っていましたが2018年に電気バスに置き換えられました。このバスの走るトンネル内には青いライトで色分けされた区間があります。ここはダム工事の際の最難関と言われた場所を表しています。10分程で扇沢へ到着します。扇沢からは信濃大町、長野方面へバスで向かうことが可能です。

4.立山へのアクセス

立山黒部アルペンルートを利用する方法は二つあります。

富山県の立山市から出発して長野県の扇町へと通る立山黒部アルペンルートは富山県側、長野県側どちらからでも通ることができ、途中で折り返して元の駅に戻ってくることも可能です。

富山方面からのアクセス

電車でのアクセス

立山黒部アルペンルートへのアクセスにはJR富山駅を利用してください。

富山方面の始発は立山駅となります。立山駅へは富山駅から富山地方鉄道を利用することができますが電車の本数は多くないため事前に調べておくことをお勧めします。

車でのアクセス

立山黒部アルペンルート区間にはマイカー規制(自然環境保護のため関係者車両以外の通行を規制すること)により、車で立山を観光することはできません。しかし立山駅周辺の駐車場を利用するか、長野県まで行く人向けに車を長野まで回送してくれるサービスもあるため、車でのアクセスも良いと思います。

長野方面からのアクセス

電車でのアクセス

扇町駅が立山黒部アルペンルート、長野側の始発駅となります。
扇町駅へのアクセスは

1.JR長野駅から扇町まで高速バスに乗車55
2.JR大糸線 信濃大町から路線バスに乗車40
となります。

車でのアクセス

長野高速安曇野インターチェンジから一般道にて60
扇町駅周辺には駐車場が多くあるため車でのアクセスもおすすめです。

5.立山黒部アルペンルートに行く際の注意点

1.標高差が2000メートル近くあるため立山駅、扇町駅とアルペンルート上の室堂駅は気温差が15度以上あるため、時期によっては防寒着を用意していくことをお勧めします。。気温はマイナス510度ぐらいと低いですが、歩くと暑くなるので、上着は着脱しやすい前ボタンやジッパーのついた服が便利です。

2.立山駅を利用する際、立山駅から富山駅へと向かう電車の本数は少ないためかなり待ち時間が発生することがあります。また途中で折り返してくる場合、帰りの乗り物の時間には注意してください。来た駅に戻れなくなります。

3.時期の寄りますが4月から6月はまだ3,000m級の高原には雪が多く積もっており、遊歩道も滑りやすくなっています。そのため革靴等は避け、防水の効いたトレッキングシューズや長靴が必要です。 雪の照り返しが強いのでサングラスも必需品です。